2020/08/28 09:00
第3弾になります。

フックに関しての要望が多いです(泣)自信をもってるんですが(汗)
何故、こういった仕上げになったのか、また、メリットはあるのか?の回答となります。
メリットだけではなく、デメリットについてもを正直にお伝えします。
■軟らかいのでは?折れは?
材質は一般的なHighCarbonSteel、仕上げは軟らかめになってます。
硬めの仕上げですと、フッキング時、簡単に折れてしまう場合があります。
フックが残った場合、魚に対しどんな影響を与えるか?決して、良いものではないと感じます。
過去に釣った、この雷魚。鉄を丸飲みし、こんな体型になっています。


折れ残ったフックがどんな影響を与えるか?想像もできませんが、
魚をリリースをし、影響なく元気に生きてもらうためには、できる限りのことをするしかないのです。
製品版になっているフック、釣行では折れたことはありません。
ただし、フック調整時、ぐにゃぐにゃと曲げすぎて折れた事はあります。かなり曲げ伸ばしすれば、です。
金属疲労を起こすまで曲げてしまっては、折れてしまうのは当然です。
ボディへの調整程度は、簡単に行え折れないと思います。
■伸びないの?
フックが根本までフッキングできていれば、モンスターサイズでも伸びた事はありません。
フックが根本まで刺さっていなければ、簡単に伸びることもあります。
■細くない?
フックが刺さった場合、刺さった部分を最小限に抑えたかったからです。
太ければ太いほど、刺さった部分が大きくなり、ファイト中も広がりが大きくなるでしょう。
針が刺さる部分は軟らかい部分(皮)が多いため、できる限りバラシを少なくファイトするため、魚へのダメージも減るのではと思ってます。
■ヘビーカバーでも大丈夫?
ヘビーカバーの程度がわからないので何とも言えません。
雷魚、バスが反応しずらい様な平面カバー(ヒシ三枚とか?)、ハス密集地帯、ガマ密集地帯については、自分はそのポイントは敬遠しますので良くわかりません。どんなに最強なタックルをもってしても、獲れないと判断したポイントです。
自分の技量がないせいかもしれません(汗)
■フック幅広すぎ?
フック幅を狭く、ゲイプ幅を大きくという要望が多いです。これには理由があって、フック幅が狭すぎるとフックが倒れてしまいます。
また、横噛みにも対応できず、結果、フッキング時にすっぽ抜けが多発してしまいます。
それを考慮し、この形状となっています。
■錆びない?
錆びます。
材質が鉄ですので、釣行後には水で洗い、完全に乾燥をさせてください。
高品質のステンレスにすれば、回避できるかもしれませんが、高価過ぎて製品になりません(汗)
※あくまでも、持論ですのでこれが正解ではありません。ユーザー様がそれぞれの持論で釣りを楽しんでもらえればと思います。
GOSH事業部 開発担当OG